普通の歯科医師なのか違うのか

歯科医院のサイトを自力でリニューアル

2021/06/01
 
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5代目歯科医師(高知市開業)
東京医科歯科大学卒業(47期)
同大学院修了
【非常勤講師】
徳島大学
岩手医科大学

それほど難しいわけでない

昨日、自分の医院のサイトを全面的にリニューアルしました。素人が作ったものですから、プロからみれば色々と駄目な所もあると思いますが、自分の言葉で全て書いた事に意味があると思っています。
https://oda-dental-office.jp/

リニューアルすることになった要因

今回、新しく自分で作ることにしたのには大きく考えて4つの理由があります。

コスト
まず今までのサイトは業者に私の父の代から委託しており、月に2万円以上の保守料がかかっていました。これは年にすると案外大きなお金になります。コロナで収入も下がっている中でコストカットは考えざるを得ません。

制約
また、業者のサイトを更新するためのシステムがなかなか面倒な事も1つの要因でした。この画像の大きさを変えたい、コラムを1つ増やしたいといった比較的簡単な事を自分自身で行うのが難しく、業者に修正依頼を出して次の日に修正したので確認してほしい、というメールが来て、確認してこれでOKです、という連絡をすることになります。
修正する度にストレスが溜まるので段々修正する気力も薄れるという悪循環に陥りました。サイトを医療広告ガイドラインに適合させるためのそれほど難しくない修正ですら、面倒になってしまいました。業者さんからすれば、自分達が構築したデザインやCSSをユーザーにおかしくされたくないという気持ちもわかります。

サービス面
さらに、SSL化されないことにも不満がありました。SSLは通信セキュリティ面に関するものですが、将来的に検索順位にも影響するとも言われています。このブログもSSLに対応しており、URLの前に鍵がかかっていると思います。

簡易なSSLであればレンタルサーバーの多くは無料で提供しています。月2万円払ってSSLも付けてくれないの?という不満もありました。

自分の言葉で書く必要性

サイトを改めてみると、今当院がやっていることと既に乖離が生じている所が多くなっていました。また、業者に任せたせいか、患者さんが実際読んでいておそらく分かりづらい、こちらの伝えたい事が明確ではないと感じました。そのため、院長である自分が自分の言葉で全部書き直す、必要を感じました。


今回の移行

サイトを移転するにあたって、色々重要だったことを書いていきます。

ドメイン

ドメインとは・・・・・ドットコム!みたいな感じです。当院ではoda-dental-office.jpというものになります。これはネットでの番地、屋号みたいなもので、当院はここですよという事を示しているわけですが、検索順位にも紐付けられているわけで、違ったドメインを使用した場合は検索順位も0からのスタートになります。
特に.jpは法人専用のドメインで取得に審査が必要なものです。取得自由な他のドメインよりも格が高いものなので、これは絶対に引き継ぐ必要があります。そのため、業者さんに連絡したところ、特に問題なく引き継ぐ事ができました。業者さんによってはドメインの譲渡を渋る所もあるらしい、と聞いていましたが、良心的な業者さんで良かったです。

サイトの構築方法

サイトの構築方法は数多くの方法があります。web製作ソフトを買うという方法もありますし、今ならネット上で無料で構築できるサービスもWixやWordpressなど一杯あります。
私も昔は色々なソフトを使ってました。今でもずっと管理しているサイトなどは10年ぐらいBindというソフトをバージョンアップしながら使っています。
しかし、今は無料でネット上で使うサービスがどんどん拡充されてこれでもう充分という所まで来ています。そこで今回はネット上の無料のサービスを使用することにしました。

私は元々サイトをWordpressで作りたいと思っており、このブログを先行してWordpressで作り始めました。WordPressのよい所はユーザーが非常に多いこと、製作が簡単であること、プラグインによる拡張性が高いこと、レスポンシブなデザインであることです。ユーザーが多ければ情報も一杯あります。検索すれば大体答えがあります。バージョンアップのスピードも速いです。プラグイン(拡張機能)も豊富です。今までこういう機能あったらいいな、と思って調べて無かったことが無いです。
また、PCとスマホが共通デザインになりますので、わけて作る必要もありません。自分のスマホにWordpressのアプリを入れれば、スマホからサイトを少し修正する事もできます。

WordPressで製作するためには、ドメインとレンタルサーバーが必要になります。
レンタルサーバーは高速で安定と評判のXserverを元々このブログのために契約していましたので、Xserverの空き容量にサイトを構築することとしました。他のレンタルサーバーは月300~500円程度でWordpress対応を謳っていますが、Xserverは最低月1000円します。ドメインの管理もXserverでできます。あまり安いサーバーはお勧めしません。
ドメイン管理とサーバー代で私の場合、年で15000円ぐらいになります。1年で25万円ぐらいコストカットになる計算です。

内容の拡充をする

病院のポリシーや治療内容を今やっている事に合わせる必要がありました。以前はやっていたが、もうやっていない内容などはバッサリと削除しました。また患者さんがみて分かりやすい事を重視して書いたつもりですが上手くいったかはわかりません。写真が足りずに載せられなかった所もありまだ修正の余地があるので、今後も直していきます。

文章は医療広告ガイドラインに適合させる必要があります。医療広告ガイドラインを逸脱して過度な表現をした場合、監査法人から修正の勧告が来ます。これを無視すると罰則規定がありますから、新しくサイトを作るのであれば、これに適合させることが重要です。
治療に関してはメリットとデメリットが明確でなければなりません。また自費の料金もしっかり記載が必要です。国内未承認の材料を使用する場合はさらに厳しい記載が求められます。
最高や最新といった表現は使ってはいけませんし、アンチエイジングといった言葉も使用には注意が必要です。これをしっかりとクリアすると限定解除されますが、一体どこまで書けば限定解除なのかがよく分からないところです。
院長やスタッフのプロフィールなどにも注意が必要です。

自分の場合、所属学会や専門医、認定医等は全て削除しました。ただし、学会の委員などは現職であることがしっかり確認出来る場合は記載してよいと書いておりましたので、学会の役職と非常勤講師だけ記載することにしました。他の医院のサイトをチェックすると研修医の指導資格を記載している先生もいますが、厚労省認定をやけに強く推す感じがして私は記載しておりません。

新しく医院のサイトを作る場合

業者に頼むか、自分で作るか

勿論、私のように自分で楽しんで作る人の方が少ないでしょうから業者に任せてもいいと思います。Wordpressで作ってもらえれば、こちら側で比較的自由に加筆修正できると思います。完全に独自のシステムで作る業者の場合、後で直すのが面倒な可能性があります。値段ですが最近はそこまで高くないはずです。今は幾らぐらいが相場なんでしょうか?

私は修正しやすさを重視します。結局自分の医院の事は自分にしかわかりません。業者に丸投げでできたサイトではよくわからない内容になってしまう可能性があります。最終的に文章を書くのは自分でなければいけないと私は思います。また、サイトでアピールしたいポイントは段々変わってくる可能性があります。その時に自分で書き換えられないのはだいぶストレスが溜まります。

業者さんは医療広告ガイドラインに精通していますから、それに準じたサイトで格好良く作ってくれると思います。しかし、結局自分も医療広告ガイドラインを読まないとサイトに書いて良いことと悪いことがわかりません。自分で加筆、修正するときにガイドラインへの理解が必要になります。

ドメインですが、ずっと使っていくものですからしっかりしたものを使った方が良いと思います。やはりcomやjpなどといったドメインがよいでしょう。最初安いからと言ってxyzとかはやめておいた方がいいと思います。また、できればドメインは自分で管理した方がいいと思います。もし業者さんと仲違いした、とか業者さんが最悪トンでしまった場合などにドメインが維持できなくなる場合も考えられます。

自分で作る場合は自分で保守まで全部やる必要があるわけですが、まあちゃんとしたレンタルサーバー使えば保守はあまり考える事もない気がします。内容が一番問題ですが、業者さんに頼んだとしても結局自分も考えなければいけません。しかし、新規開業とかだとそこまで頭が回らないんですよね。

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5代目歯科医師(高知市開業)
東京医科歯科大学卒業(47期)
同大学院修了
【非常勤講師】
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