普通の歯科医師なのか違うのか

NHKで口腔機能低下症が特集されました。

 
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5代目歯科医師(高知市開業)
東京医科歯科大学卒業(47期)
同大学院修了
【非常勤講師】
東京医科歯科大学
徳島大学
岩手医科大学

口腔機能低下症とは

口腔機能低下症に関しては老年歯科医学会のサイトが最も詳しいのではないかと思います。

http://www.gerodontology.jp/committee/001190.shtml

一応、これが今の所の概念図です。
口腔機能低下症とオーラルフレイルという2つの概念がありますが、その境界はいまいちはっきりしません。
ただし、フレイルは可逆性である疾患なので、非可逆性にまで進行した口腔機能低下症はオーラルフレイルとは呼ばないと思います。

おはよう日本

今日のおはよう日本の7時台のニュースで特集されました。

口腔機能低下症の割合

口腔機能低下症は高齢者だけのものではありません。
実は結構若い年代でも口腔機能低下症と診断されています。

NHKでは40台以上でカットしていますが、論文では20代でも診断されている割合が一定層あります。この場合は口腔機能発達不全という形になると思われます。

口腔機能低下症の診断

口腔機能低下症の診断は7項目あります。
そのうち3つ該当すると口腔機能低下症と診断します。

実際これを全て測定する機器を有している歯科医院は殆どないと思います。
機器1つ1つはそれほど高くはないですが、全て集めるとすると結構まとまったお金が必要になるので、全部は揃えられないというのが現状かと思います。

口腔機能低下症から始まるスパイラル

実際は口腔機能低下症と診断される前の軽症なオーラルフレイルの状態からすでにこのスパイラルは始まっているわけですが、今回は簡略化した説明がされていました。

口の機能が低下すると、食べる量が減ったり偏ったりします。
それが栄養不足を招き全身の筋肉量が減少します。
そうなると活動量自体も減りますし、お腹も減りづらくなるので食欲不振となります。
食べなければさらに口腔機能は低下する、という負のスパイラルを描き、サルコペニア、要介護状態といった状態になり、最後は死に至る可能性があります。

症状への気付き

自分でこういった事を自覚するようになったら口腔機能低下症とまでいえないとしても、軽度のオーラルフレイルに陥っている可能性はあります。

該当される場合は近くの歯医者さん等で相談をお勧めします。

おはよう日本のサイトにもある程度流れがのっていますのでご参照ください。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2020/01/0129.html

当ブログでの過去ログ

以下のブログはかなり専門的な内容ですので、一般の方は難しいと思います。

口腔機能低下症に関してのブログです。今回のNHKのデータの根拠となっている文献等も紹介しています。

口腔機能が低下すると全身状態に影響してしまうという文献もあります。

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